北陸の海の幸が届いた
無二の親友というより、かけがいのない友がいる。職業は僧侶で富山県で住職を営んでいる。僕が言うのもなんだが、これほど人格のある人物はざらにいないんじゃないかと思う。聖人君子と言うつもりはない、昔はお互い東京に住んでいた頃はやんちゃしたり夜更けまで、、いや朝までよく遊んだ。と言っても彼は酒が苦手で飲みに行っても静かなもの、勧められればマイクを持って店内を静かにさせた。二人とも将棋が好きだったので夜更けまで将棋を指した思い出は数え切れない。冬場はストーブに掛けたやかんがチンチンと鳴き、外はシンシンと雪が降っていても全く意に介すことはなかった。
その後彼は比叡山で苦行を積み生家の富山県の寺を継いで住職になった。離れ離れになっても心は常に通っている。僕にとっては特別に大切な友である。
その友から今日の昼、北陸の海の幸が届いた。ゴッツゥでけえ上物の越前蟹やら、まだピクピクしてるんじゃないかと思うような海老である。つい20時間前まで富山湾あたりを泳いでたんじゃないかと思うくらい新鮮そのものの贈り物だった。
食いしん坊の僕は、もう夜まで待てなくて昼から海老をそのままんま口に放り込んだ。日本海の香りが口の中に溢れた。手元のお茶にすこし(?)焼酎を注いで飲んだ。もうたまらなかった。
- <今日のメモ>
- 富山湾の気嵐(けあらし)------ 昨年北陸富山を訪れた時も見ることができなかったので、いつか見たいと思っている「気嵐」が1日に見られたそうだ。
早朝、海面から数メートルも水蒸気が湯気のように立ち上り海面が美しく白くかすむ、そして朝日を受けて黄金色に染まった岩がほのかに浮かびあがって実に幻想的な光景なんだそうだ。それは写真で見ただけでもよく分かる。
「気嵐」は蒸発霧のこと。温かい海水と寒気の温度差で発生する。よく晴れた寒い日の日の出前後の短い時間にだけ見られるんだそうだ。北海道の十勝地方でも早朝の陸地でも発生する霧は、これに近い現象なんじゃないかと考えている。
1日は富山市の最低気温は1・4度を記録。初霜、初氷を観測したとのことだった。海越しに3000メートル級の立山連峰を望むことができる富山県高岡市の雨晴(あまはらし)海岸では、気嵐を狙う多くのアマチュアカメラマンが集まったようだった。去年、雨晴海岸では見そこなったので、次のチャンスを期待しよう。 - 原油先物46ドル台-------2日のニューヨーク商業取引所の相場は、1月物が前日終値比2.32ドル安の1バレル=46.96ドルと2005年5月以来約3年半ぶりの安値で引けた。それにしても今年7月11日につけた取引途中の史上最高値は147.27ドルだったのがうそのようだ。なんと100ドルもの下げ幅となった。安くなるのは大いに結構だけど結局世界的な金融危機だけがお土産になった格好だ。日本の輸入原油はもう少し安いかもしれないが、税金が高すぎてピンとくるほど安くなった気はしない。マレーシアではリッター40円くらいだったっけ、非産油国はつらいね。
- 名作ブーム?どうなってるのかな?-----今年の流行語大賞にノミネートされていた『蟹工船』、いまや昔の文芸作品がリバイバル的な脚光を浴びている。ところが他にもよく知られた『カラマーゾフの兄弟』などが大人の絵本として続々登場しているというのだ。それも絵本という割に文字の量が多く装丁なども重厚なんだそうだ。書店も名作コーナーを設けると言うんだからこりゃ本物かな。
昨今、出版業界の不振が言われている。こういったアイディアで潮目が変わるのかな。そうだ、クリスマスプレゼントなんか良いんじゃないだろうか。
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